童殿上なんかするんじゃなかった!

「きらきら馨る」次世代ストーリー!
恋に仕事に悩める少年・藤原透理の成長譚!!
[前回までのあらすじ]
時は平安。 大納言家の子息だけれどニート志望の透理は、童殿上をかけた父との弓勝負に敗れ、渋々出仕して童殿上することに。そこで出会った同僚の立花(実は内親王)、さらに帥(そち)の宮家の大姫にも想いを寄せられ、戸惑いながらも殿上童の仲間たちも含め和気藹々とした日々を過ごしていた。
だが立花と大姫は伊勢斎王の有力候補者。選ばれてしまうと立花の実父である帝(陽朔)が退位するまで、巫女としての務めを果たさなければならない。
そして宣託の結果、斎王は大姫に決定し……。
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キャラクター紹介
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藤原透理(ふじわらとうり)
大納言家の子息。ニート志望の13歳。
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立花(りっか)
透理が宮中で出会った子。少年の姿をしているが、実は帝の姫(内親王)。
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大姫(おおひめ)
帥の宮家の姫。院に引き取られる。
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大中臣龍生(おおなかとみのりゅうせい)
伊勢の祭主を代々務める大中臣家の頭主。
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今上帝(きんじょうてい)
最近即位したばかりの新帝。立花と萌葱の父。
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沙桐(さぎり)
今上帝の女御で、立花と萌葱の母。かつて薫という名で童殿上していた過去アリ。
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弾正尹宮(だんじょういんのみや)
今上帝の弟。立花と萌葱から「宮兄様」と呼ばれ慕われてる。
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中務卿宮(なかつかさきょうのみや)
今上帝の叔父。怪しい噂が盛り沢山の人物。もうひとりの「宮兄様」。
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頭の中将(とうのちゅうじょう)
透理が預けられることになった、蔵人所の役人。
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藤原有実(ふじわらありざね)
透理の父で大納言。現在独り身。
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藤原理子(ふじわらみちこ)
東宮御所の女官。実は透理の産みの母。
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萌葱(もえぎ)
立花の弟で東宮。
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綾姫(あやひめ)
右大臣家の姫で、葵の中将の妹。萌葱の将来の妃。
お知らせ
・単行本「童殿上なんかするんじゃなかった!」①~③大好評発売中!
先生からのコメント
最終回です。
個人的な事情で時間がかかってしまいすみませんでした。
辛抱強く待って、お付き合いくださった皆様に感謝を。
コミックス等の予定は現在未定です。
新書館のサイトで確認をお願いします。
ありがとうございました。