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トロイとイーライ×不死探偵事務所

[作] 縞田理理（しまだ・りり）
[イラスト] ねぎしきょうこ（「トロイとイーライ」）如月弘鷹（「不死探偵事務所」）

魔法を題材としたファンタジー2作品のスペシャルコラボ短篇!!

【トロイとイーライ】
魔法学の名門ステープルトン・カレッジで研究員を務めるトロイは、最年少魔導者であるイーライと知り合う。彼は驚くべき美貌の持ち主かつ魔法の天才で、同時に非常識の塊だった。最初は腹を立てるトロイだが、共に魔法がらみの事件を解決するうちに親しくなっていく。

【不死探偵事務所】
ホワイトヘヴンで探偵事務所を営むネロの元に、殺しの依頼を受けてやってきた青年シモン。だがネロは銃弾を受けても倒れず、返り討ちに遭ったシモンは彼の奴隷になる羽目に。いくつかの事件を協力して解決し、やがてシモンはネロの正式な助手となる。

「トロイとイーライ」×「不死探偵事務所」コラボSS「ティティだけが知っている」を読む

新書館ビューワー

Characters

トロイ・サンダーランド

魔法学の名門ステープルトン・カレッジの研究員。常識人で苦労性。
イーライ・エリオット

ステープルトンの研究員。実は王家の私生児。美貌も魔法の実力も非常識さも規格外。
アンブローズ・ネロ

ホワイトヘヴンで探偵事務所を営む。実は百歳を超えており、魔力の強さは測定不能レベル。
シモン・セラフィン

ネロの助手。彼の“秘密”を知る唯一の人間。世間知らずでお人好し。

先生からのコメント

「トロイとイーライ」と「不死探偵事務所」のコラボ短篇、Webだから通るかも……？　と思って企画を出したら通りました。
２作品はもともと同じ世界の別の国、という設定だったのでどこかで会うかもしれないねーとは考えていたのですが、実際に書いてみると色々難しく、そして楽しかったです。トロイたちの住むウェセックス王国はイギリスがモデル、ネロとシモンの住むヴェスパ共和国はアメリカがモデルです。今回のコラボの舞台となっているホワイトヘヴン市はニューヨークがモデル。ネロの事務所のあるペルデュラボー・アパートメントはセントラルパークの西側、トロイとイーライが宿泊するホテル・ガルガンテュアはセントラルパークの東側にあります。彼らがそのあたりを歩いていると想像するとなんだか楽しかったです。